2024/03/09 22:49

このオンラインストアでは基本的に受注制の方式を取っており、注文後に仕上げの工程を行っています。

購入された方に少し時間をいただく形とはなりますが、別の見方として良い面もあり、柄(持ち手)の仕上げを選択していただけることが可能となっています。
店に並べている品はどうしても柄を付け終えてからの販売となってしまうので、逆に言えばオンラインでの受注制だからこそできる方式なのかな、とも思っています。

以下、柄について簡単な説明を。
使用している木材はすべて共通で、国産の桧材となっています。
その桧材への仕上げは、桧材そのままの色合いに近い"白木"、それぞれ茶・黒に仕上げた"漆"の3種類があり、購入時にその3種類からお好きなものを選んでいただくことができます。(一部、柄が固定のアイテムも有)



白木は桧材に国産の菜種油や蜜蝋から作られた天然オイルを薄く塗り込み仕上げています。
無垢材ということで使用による汚れを気にされる方もおられますが、この仕上げによって汚れや水気に対して耐性を持たせています。

漆の場合は茶・黒ともに拭き漆で仕上げており、漆を薄く塗っては乾かし、という作業を4,5回ほど施しています。
白木に比べて仕上げに手間がかかるため、もともと白木が基本となっている品を漆柄に変更する場合は¥1,100の追加代をいただいています。
金箔や銀箔などを用いている品は全体の雰囲気を考慮して漆柄にしていることが多く、そういった場合は追加料金なしで茶と黒からお好きなほうを選んでいただけます。

ゆくゆくはもう少し細かい希望に応えられるようなセミオーダー方式も考えてはいますが、まずはその手始めとして、うちわ面と持ち手の組み合わせからお好みのものを選ぶ楽しさを感じていただけたら幸いです。